この度、月極ではイラストレーター dokkoiによる個展『Dokkoi Dokkoi DOKKOI SHOW(どっこいどっこいどっこいしょ)』 を、4月6日(土)から4月28日(日)までの期間で開催致します。

昨年4月に開催された初の個展『Dokkoi Dokkoi DOKKOI SHOW』から1年間、ルーティンワークとして止まることなくイラストを描き続けてきました。

ロックバンド「くるり」や様々なアパレルブランドへのグラフィックの提供、渋谷PARCOのOIL by 美術手帖でのグループ展や高知OKYAKUでのグループ展への参加など、様々なシーンで絵を描いてきたのです。

結果、「絵が得意ではないことを逆手にとり、他の作家との差別化を意識している」と述べていた1年前と比べ、着実に絵の精度が上がってきました。どちらかというと得意ではないと述べていた絵は、徐々に個性的なスタイルとして昇華され、人に見られる機会が増えることで自ら気付く点も増え、表現の幅も広がったのです。

そんな彼の2度目となる本個展も、前回同様に『Dokkoi Dokkoi DOKKOI SHOW』と題され開催されます。

そこには、好きなカルチャーを今の時代感を投影しつつ、独自の見解と解釈で再構築するdokkoiならではのサンプリングの妙(フィルター的な要素) を活かした表現を、ブレずに地味に続けると言う意志が込められているのです。

展示内容も1回目と同じく音楽好き、映画好き、ファッション好き、サブカルチャー好きの心に刺さる絶妙なイラストばかりがズラリと並びます。その数なんと100点以上。しかも今回はラベルのデザインが1つ1つ異なり、さらにキャンバスに描いた絵画も 6点展示を予定。イラストレーターして日々進化し続けるdokkoiの新作たちを、是非この機会に皆さまにご高覧いただけますと幸いです。

[artist profile]

dokkoi（ドッコイ）

avex picturesに約15年間勤務(主に販売促進や営業職、イベント制作を担当)。退社後、2018年よりイラストレーターとしての活動をスタート。20年、スイスのINNEN BOOKSよりZINE『Unfinished Sympathy』をリリース。国内外のアーティストとの親交もあり、オーストラリア発のPAM、ロンドン拠点のAries、韓国のthisisneverthatをはじめとした海外のファッションブランドや、国内ブランド、セレクトショップにグラフィックを提供。西千葉にあるZOZO,Inc.のオフィス本社屋にアクリルによるペインティング作品を収蔵。23年月極ギャラリーにて初の個展「Dokkoi Dokkoi dokkoi show」を開催。同年、ロックバンド「くるり」イベントビジュアルを描き下ろし提供。

Instagram：@dokkoi_active