この度、TRUNK(HOTEL) CAT STREETにてギャラリー月極のキュレーションのもと、現代アーティスト Poseidonの約1年ぶりとなるの個展『THE HEADPIECE』を1月31日(金)から2月2日(日)の会期で開催致します。
Poseidonは、集客数5万人を超え大盛況となったアートフェア「MEET YOUR ART FESTIVAL 2024」への出展やアクセサリーブランド JEWELLERS ATELIERとのコラボレーション、ミュージシャンのジャケットデザインなど、2024年は現代美術のシーンに留まらず様々なシーンで精力的に活動してきました。
それらの経験を経た彼が見せる新しい個展『THE HEADPIECE』は、そのタイトルが示す通り「ヘッドピース」をモチーフとした作品がズラリと並びます。彼は時々、日常生活に影響が出るほどの現実逃避をします。現実世界に背を向け、内へ内へと精神的に引き篭もり、妄想するのです。彼の作品は、その頭の中に描いた妄想の具現化。本展示は、彼の作品の重要なピースの一つであり、人間の核でもある「頭」をテーマにした内容となっています。それは、純粋に脳みそを守るためのヘッドピースなのか、権力や力を示すためのヘッドピースなのか。果たして、彼が描くヘッドピースは、どのような意味が込められてるのだろうか。
ひとつの手法や技法に捉われることなく、日々新しい提案をし続けるPoseidon。今回も緻密なデジタルグラフィックと、ペインティングやコラージュなどのアナログ的手法を混合した唯一無二の作品ばかり。様々なことにチャレンジし、活動の幅を広げた彼の作品が、今どのように進化したのか。是非、この機会に皆さまご高覧頂けますと幸いです。
[Artist Profile]
1997年東京生まれ。宗教家の母と建築家の父の影響を受け育つ。小学5年生の時ゴッホの本を読み画家を志す。2017年頃から本格的に作品の製作を開始。デジタルとアナログを独学で研究し、両方のアプローチから脳内にある蓄積イメージを限りなく高い解像度で書き出すことに挑んでいる。現在は、デザイナーとして音楽・ファッションのシーンを中心に活躍し、現代アーティストとしては個展・グループ展などで展示し活動している。
[略歴]
2018年 朝日広告賞学生奨励賞 受賞 / 2021年 多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業 / 2022年 個展『DEBRIS』ギャラリー月極 / 2023年 個展『ERROR』ギャラリー月極 / 2024年 『MEET YOUR ART FESTIVAL 2024』出展
[クライアントワーク]
adidasキャンペーン参加 グラフィックを提供 / ヤマハバイク企画にて絵本を製作 / インドネシアburanndo TOIDIHOLICとコラボレーション デザイン周りを担当 / 高岩遼『I’m Prince』CDジャケット 作品提供 / Crossfaith オフィシャルグッズ グラフィック提供 / ZONe ENERGY × 9090 コラボレーションTシャツ グラフィック提供 / JEWELLERS ATELIER コラボレーション