

会期:2026年10月30日(金) – 11月22日(日)
※月、火休廊
※10月30日はOpening Reception の為、17:30開場になります。
開場時間:14:00 – 20:00(水/木/金/土) 13:00 – 19:00(日)
入場:無料
会場:月極
住所:〒152-0001 東京都目黒区中央町1丁目3-2 B1
HP:https://tsukigime.space
Instagram:@tsukigime.space
<Opening Reception>
会期:2026年10月30日(金)
開場時間:17:30 – 23:00
入場:無料
会場:月極 & メグロネオン
“木で表現する『憧れ』の形“
本展は、作家活動6年目を迎え、ふと立ち止まり今後のことを憂慮していたウッドアーティスト・narukitakahashiに対して、これまで高知の「OKYAKU」にて数年にわたり展示のキュレーションを務め、彼の活動を陰から見てきた髙石祐太郎が持ちかけた、ひとつの挑戦である…。
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「憧れるのを、やめましょう。」
数年経ってもなお色褪せない野球人・大谷翔平の格言。
憧れとは、言うならば、地図もない広野で自分の居場所を知らせてくれる大きな山のような、そんな測量点。
1990年代生まれの僕たちにとって、大谷翔平は同世代の象徴的な存在であり、同時に、どこか「勝手に」意識してしまう相手でもある。気後れして口にすることはないけれど、それは単なる「憧れ」とも少し違う。彼を先達とした、奇妙な連帯感。勝手に抱いている、仲間意識。
しかし当の本人も、何かに、何者かに焦がれ続けた果てに、いつの間にか人々の眼差しを一身に集め、今や仰ぎ見られる存在として、遠くに鎮座している。僕たちを置き去りにして。
憧れるのをやめましょう?
いや、とことん、憧れさせてもらいますよ、オオタニさん。
今や遠くに聳える「オオタニ山(さん)」を測量点にして、自分はいまどこにいるのか。これからどこへ向かうのか。現在地を確かめ、進むべき道を探る。「憧れ」の先を見るために。
この展示は、そのための第一歩。初回、第一打席である。
さて、とりあえずバッティングセンターに行って、バットを握ってみることから始めよう。空振りでもいい、振らないと当たらないから。
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本展では、バットをはじめ、いつか手にすることを夢見た自作のワールドシリーズ優勝トロフィー、ストラックアウト、ホームベースなど、野球を象徴する(であろうと思っている)アイテムを展示します。
本展に際し、野球を知らない人でも、ひと目見ればそれとわかる“NY”のロゴ——世界中に知られるMLBのアイコンであり、大谷が所属する「LA Dodgers」のライバルチーム「New York Yankees」。そのオマージュとして、架空の球団「narukees」を組織。漆芸家・桐本滉平を筆頭に、同世代の仲間をチームメイトとして迎え、コラボレーション作品を発表します。また、Sasquatchfabrix.デザイナー・横山大介をコーチとして招聘し、「narukees」の応援グッズをデザインしました。
またとない初期衝動的新境地挑戦シリーズ第一戦。
是非、ご観戦にお越しくださいませ。
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[Artist Profile]

髙橋成樹 / Naruki Takahashi
1997年高知県生まれ。製材業を営む祖父と、大工である父のもと、日本一の森林率を誇る高知県で、幼少期より自然に囲まれ、樹々とともに育つ。高校卒業後の2016年、高知県林業大学校に二期生として入学し、林業を学ぶ。2017年、林業の世界へ飛び込み、木材の伐倒・搬出など、森林の間伐業に従事。2020年、自身の生業でもあり、祖父から受け継いだ誇りでもある「山師」という仕事への偏見や認知度の低さを憂い、22歳で起業。以降、ウッドアーティストと山師、二つの立場から木と森に向き合う活動を続ける。「わざわざ切らない」を基本とし、間伐材を中心に、奇形であるがゆえに行き場を失った木材などを引き受ける。最小限の表現によって、木が本来持つ魅力を最大限に引き出す。それは、用途を失った樹々の第二の樹生に寄り添う行為でもある。
Instagram:@narukitakahashi
[Curator Profile]

髙石祐太郎 / Yutaro Takaishi
1993年福岡県生まれ。大学卒業後、タイ北部・チェンマイで数年間の生活を経て、2019年、ファッションブランド「NANUA」を設立。タイ北部の手仕事をふんだんに取り入れ、「土着サイケデリック」を掲げたものづくりに取り組む。NANUAの活動と並行して、Sasquatchfabrix.の一員として、デザイナー・横山大介の、ファッションにとどまらない、デザインやものづくりに対する思想を学ぶ。日本帰国後、ギャラリー月極が高知でスタートさせたギャラリー併設のセレクトショップ「OKYAKU」にて、数年間にわたり展示のキュレーションを担当。現在はnarukitakahashiの一員として、展示の企画・運営、デザイン・製作補助などを務める。